妊娠時の食事や、立ち会い出産のこと、ファミリークラスなど、
妊婦さんが気になる情報を集めました。
豆知識を知っておくことで、楽しみながら安心して出産の日を迎えましょう。
妊娠中の食事について
妊娠前も妊娠中も、バランスの良い食事を摂ることが最も大切です。
カロリーのみを気にするのではなく、カルシウム、たんぱく質、リン、ビタミンなどの栄養素をきちんと摂取できているか確認が必要です。
当院では管理栄養士による栄養相談を行っております(平日の日中)。
ご希望の方は担当医師へご相談ください。
妊娠中の食事の目安
SVとはサービング(食事の提供量の単位)の略
- ビタミンD
- ビタミンDは、赤ちゃんの将来の骨量を高め、歯を丈夫に保つのに重要です。
鮭、いわし、さんまなどの魚介類、きくらげ、干ししいたけなどに多く含まれます。
- 葉酸
- 妊娠前後に適量を摂取することで、胎児の神経障害のリスクを減らし、妊娠中の血圧上昇や動脈硬化を予防します。ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、いちご、納豆などに多く含まれます。
サプリメントを使用される場合は、過剰摂取にご注意ください。
立ち会い出産について
立ち会い出産はここ数年で件数が増加し、当院でもサポート体制を整えていますが、立ち会い出産をするためには妊娠や分娩について正しく理解し、心がまえを持つことが必要です。
妊娠中のケア
立ち会い出産は妊娠中のサポートも大切。つまり、妊娠した時から立ち会い出産の準備は始まります。
数回はパパも妊婦健診に付き添い、ファミリークラスへ参加するなど、少しずつ知識を深めていきましょう。サポートできる内容は家庭によってそれぞれ違います。具体的に何を手伝えばいいか分からないパパも多いので、ママがお願いしたいことを伝えるなど、夫婦でよく話し合うことも必要です。
出産のサポート
陣痛が始まったら、ママが楽な姿勢をとれるよう手伝ったり、腰や肩などをマッサージしたりするのも効果的です。
また、ママがパニックになった時に、落ち着いてサポートするのもパパの大切な役目です。
血が苦手な方や決心がつかないパパは、無理に分娩室に入らなくても十分ママをサポートできます。分娩室に入る場合は、手を握ったり、汗を拭いたり、飲み物を渡したりして励ましましょう。
ファミリークラスについて
当院では、パパママ向けのファミリークラスを実施しております。
1回目は妊娠20週頃までに、2回目は妊娠30週以降を目安に受講ください。
- 講習内容について
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- 実施日程:毎月第2・3木曜日 13:30~15:30(13:15~受付)
- 実施場所:当院3階講堂
- 実施内容:
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●1回目
*助産師の講話(仲間づくり、妊娠中の生活について、出産に必要な物品について、おっぱいの手当てについて)
*栄養士の講話(妊娠中の栄養について) -
●2回目
*助産師の講話(参加者での情報交換、お産の流れ・過ごし方、妊婦体操、お産後の生活について、新生児の生理、病棟案内)
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●1回目