- まずはご懐妊、おめでとうございます!
はじめての妊娠は、うれしさや喜びの反面、
つわりや腰痛などのつらい症状や
大きくなっていくお腹への戸惑いなど、不安や悩みもたくさんあります。
当院では、一人ひとりの診療にしっかりと時間をかけております。
不安に思うことは何でもご相談ください。
スタッフ一同、心を込めてあなたのサポートをいたします。
初診について
初回の診察では、必ず妊娠判定検査を行っております。また、内診やエコー検査をしますので、
着脱しやすい衣服でお越しください。初診の段階で採血などがある場合は、約12,000円ほどお支払いが発生します。
下記の4点については、お持ちの方はご持参ください。
- ※他の医療機関で診察を受けている方、里帰り出産の方はこちらもお持ちください
- ● 母子健康手帳 ● 紹介状 ● 検査データのコピー
診察の流れ
1番受付(新患・科初来)窓口へ、保険証・その他お持ちいただいた書類をご提出いただき、
初診の旨をお伝えください。診察券・カルテを作成いたします。
※2回目以降は、再来受付機にてお手続きいただき、そのまま産婦人科窓口へお越しください。
診察をお待ちの間に、問診票をご記入いただきます。
※患者様の症状により、受付順序が前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。
初診の方で、妊娠判定検査を実施されていない方には、医師の指示により受けていただきます。
こちらで結果をお伝えするまで、産婦人科外来から離れないでお待ちください。
医師の問診の後、週数に応じた超音波検査などを含めた診察を受けていただきます。
また、初診の方でも必要に応じて採血などの追加検査がございます。
診察が終わりましたら、会計窓口に診察券・ファイルを出していただき、自動精算機にてお会計をして終了です。
※お薬の処方箋については、会計窓口で確認後にお渡しいたします。
※次回の予約については、精算後に日時の記載された書面が出力されます。
妊婦健診について
妊娠満23週までは4週間に1回、妊娠満24週から35週までは2週間に1回、妊娠満36週から分娩までは1週間に1回受診するようにしましょう。
また、医療機関で、予定日確定の診断を受けたら、お住まいの市区町村にて母子健康手帳と妊婦健康診査受診票を受けとりに行きます。
(受診票14回分と妊婦超音波検査受診票1回分が付与されます)
妊娠中の体と赤ちゃんの発育
- 身長約2cm 体重約4g
からだの各器官の形成が始まる - 月経が止まる
- つわりが始まる
- 下腹が張ったり、腰が重くなったりする
- 基礎体温は高温相が続く
(中には微熱っぽく感じる人も)
- 身長約9cm 体重約30g
人間らしい顔つきになって、四肢の区別ができるようになる - 尿の回数が多くなる
- 便秘になりやすい
- 乳房が張る
- 乳頭や乳輪が黒ずんでくる
- 身長約15cm 体重約120g
髪の毛が生え始め、身長がグンと伸び始める - つわりがおさまり、食欲が出てくる
- おなかが少しくふくらんでくる
- 基礎体温は4か月後半からは下がり、出産までは低温相に
- 妊娠届を出し、母子健康手帳をもらう。
- 4か月に入ると胎盤が完成する。
- 身長約25~26cm 体重約300g
胎盤が完成する
全身にうぶ毛が生え、からだが胎脂という脂におおわれ始める - 乳房が大きくなる
- 体重が増え、おなかのふくらみが目立つようになる
- 早い人は胎動を感じ始める
- 身長約30cm 体重約600g
皮膚にしわが出てきて、手指に爪が生え、まつ毛がはっきりしてくる - ほとんどの人が胎動を感じるようになる
- おなかがせり出してくる
- こむらがえりが起こりやすい
- 身長約35cm 体重約1000g
耳が聞こえるようになり、足指にも爪が生える。まばたきができる
皮膚が赤く、しわが多い - 足にむくみや静脈瘤が出やすくなる
- 妊娠線があらわれることも
- 中期に入ったら両親学級などを受講する。
- 中期~末期は貧血や妊娠高血圧症候群が起こりやすいので注意!
- 身長約40cm 体重約1600g
皮下脂肪が増え始め、おなかの中での位置がほぼ定まってくる - 動悸、息切れ、胃のもたれなどを感じやすい
- 身長約45cm 体重約2400g
体が丸みをおびてきて、各臓器の機能がほぼ成熟に近づく - 心臓や胃が圧迫され、一度にたくさんの量を食べられなくなる
- 動悸や息切れが激しくなる
- 下腹やもものつけ根に鈍重感
- シミやそばかすが増えることも
- 身長約50cm 体重約3000g
皮下脂肪が完全について、
胎外生活の準備が完了する - 子宮の位置が下がり、おなかが
前に突き出てくる - 胃の圧迫感がなくなり、食欲が出る
- 頻尿になる
- 仕事をもっている人は出産予定日の6週間前(多胎では14週間前)から産前休業に。
- いつ出産が来てもいいよう、十分な体調管理を。